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ミカサ工業用品

Friday, September 22, 2017
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取扱い使用上の注意事項

●取扱いの注意事項
1. 直射日光に当らない様にして下さい。
2. 油類や有機溶剤が附着しない様にして下さい。
3. 温度の高い所に置かない様にして下さい。
4. 重量物を上に置かない様にして下さい。
5. 取扱いは出来るだけ静かに行ない、衝撃を与えない様にして下さい。
6. 軸を挿入する際は、グリス等の油を絶対に軸受内に塗布しないで下さい。油によりゴムが膨潤して内径が小さくなり、又寿命を短くします。
●保管方法
1. 冷暗所に保管して下さい。
2. 温度差の少ない所に保管して下さい。
3. 外部からの衝撃のかからない所に保管して下さい。
4. 薬品、溶剤、油などの附着、ガス等のある所をさけて下さい。

設計上の注意事項

●許容PV値
許容PV値は、許容面圧2.5(kgf/cm2)、許容周速12(m/sec)としておりますので、2.5×12=30(kgf/cm2・m/sec)となります。
●給水量
3×軸受内径(cm)=Q(l/min)を供給して下さい。
●軸受外径公差
基本的に、スキマバメを基準としております。
●膨潤量
通常の水道水及び海水下での膨潤量設計値は直径にて0.10mmとしております。
●膨張量
ゴムの線膨張係数が大きいため、内径は温度により敏感に寸法変化を生じます。標準寸法にて温度による軸受内径変化量は下記によります。
軸受内径 内径変化量(mm/℃) 軸受内径 内径変化量(mm/℃)
40 0.0046 150 0.0087
45 0.0046 160 0.0087
50 0.0045 170 0.0087
55 0.006 180 0.0097
60 0.006 190 0.0096
65 0.0059 200 0.0096
70 0.0059 210 0.011
75 0.0058 220 0.0109
80 0.0069 230 0.0109
85 0.0069 240 0.0109
90 0.0068 250 0.0109
95 0.0069 260 0.0108
100 0.0068 270 0.0109
105 0.0079 280 0.0108
110 0.0078 290 0.0108
120 0.0078 300 0.0111
125 0.0077 310 0.0111
130 0.0077 320 0.0111
135 0.0088 330 0.011
140 0.0088 340 0.0118
145 0.0087 350 0.0117
●クリアランス決定の根拠
クリアランスの下限値は、下記項目を加算して決定して下さい。
これに加工公差最低0.15mmを加算して、軸受内径公差決定して下さい。
1. 最小クリアランス
ポンプ組立要素等の誤差を加味して、軸を手廻し出来る最小隙間を最小クリアランスとしており、これを0.05mmとしております。
2. 膨潤量
3. 膨張量
4. 安全率

標準寸法

●フルモルドタイプ
LB-タイプ(ストレート型) / LBF-タイプ(フランジ付き)
タイプ ゴム内径(A) シェル外径(D) シェル内径(B) シェル
厚さ
ゴム
厚さ
溝数 長さ(L) フランジ
径(E) 厚さ
LB-15 15 30 24 3 4.5 8(6) 30
LB-20 20 35 29 40
LB-25 25 40 34 50
LB-30 30 50 43 3.5 6.5 60
LB-35 35 55 48 8 70
LB-40 40 60 53 80 120 13
LB-45 45 65 58 90 125
LB-50 50 70 63 100 130
LB-55 55 80 72 4 8.5 110 140
LB-60 60 85 77 120 150
LB-65 65 90 82 130 155
LB-70 70 95 87 140 160 14
LB-75 75 100 92 150 170
LB-80 80 110 100 5 10 160 175
LB-85 85 115 105 170 180
LB-90 90 120 110 180 185
LB-95 95 125 115 190 200
LB-100 100 130 120 200 210 15
LB-105 105 140 128 6 11.5 10 210 215
LB-110 110 145 133 220 230
LB-115 115 150 138 230 235
LB-120 120 155 143 240 240
LB-125 125 160 148 250 255
LB-130 130 165 153 12 260 265
LB-135 135 175 161 7 13 270 270 16
LB-140 140 180 166 280 275
LB-145 145 185 171 290 280
LB-150 150 190 176 300 295
LB-160 160 205 186 9.5 320 305
LB-170 170 215 196 340 320 18
LB-180 180 230 209 10.5 14.5 14 360 330
LB-190 190 240 219 380 340
LB-200 200 250 229 400 360
LB-210 210 270 243 13.5 16.5 420 370 20
LB-220 220 280 253 440 380
LB-230 230 290 263 460 390
LB-240 240 300 273 16 480 400 22
LB-250 250 310 283 500 415
LB-260 260 325 293 16 520 425
LB-270 270 335 303 540 435 24
LB-280 280 345 313 560 445
LB-290 290 355 323 18 580 460
LB-300 300 370 334 18 17 600 480
LB-310 310 380 344 620 490 26
LB-320 320 390 354 640 500
LB-330 330 400 364 20 660 514
LB-340 340 414 376 19 18 680 524 28
LB-350 350 424 386 700 534
LB-360 360 434 396 22 720 546
LB-370 370 446 406 20 740 558 30
LB-380 380 458 418 19 760 570
LB-390 390 470 428 21 780 582
LB-400 400 482 440 20 24 800 592 32
LB-410 410 494 450 22 820 594
LB-420 420 506 462 21 840 606
LB-430 430 518 472 23 860 618 34
LB-440 440 530 484 22 26 880 630
LB-450 450 542 494 24 900 642
■特別仕様
前記寸法以外の軸受も製作可能でありますので、お申し付け下さい。
1. フルモルド2ッ割り型
このタイプは、軸を抜かずに軸受の取替えが可能なタイプで、割り面に適度な勾配をつけて、軸受の着脱が容易にできるようにしております。
2. 軸受長さ
船外ブラケット軸受の長さは、プロペラ軸計算軸径×4倍とするように決められていますので、必ずしもゴム軸受内径×4倍とする必要はありません。
3. フランジ外径・厚み
■ゴム軸受の寿命
一般にリグナムバイターと較べ、2~5倍の寿命が期待できます。
航行地域及び運転時期によって異なりますが、10年以上使用されている例もあります。
●セグメンタルタイプ(ストリップ寸法)
セグメンタルタイプ
ストリップ 厚サ ストリップ
金具
ネジ位置 ストリップ
最小厚サ
標準長さ ネジの直径
×長さ
符号 E H h2 K h1 r r1 r2 l
S-1 42.67 17.40 9 4 7 2 17 6 16 800 M5×13
S-2 45.85 17.40 9 4 7 2 17 6 17 800 M5×13
S-3 49.02 19.00 10.5 5 8 2 19 6 17 800 M6×13
S-4 52.20 19.00 10.5 5 8 2 19 6 19 800 M6×13
S-5 55.37 19.00 10.5 5 8 2 19 6 21 800 M6×13
S-6 58.55 19.00 10.5 5 8 2 19 6 22 800 M6×13
S-7 69.67 22.15 12 5.5 9.5 2 22 8 25 800 M8×16
S-8 74.42 22.15 12 5.5 9.5 2 22 8 29 1000 M8×16
S-9 77.60 25.30 13.5 5.5 10.5 2 25 8 29 1000 M8×16
S-10 80.77 25.30 13.5 5.5 10.5 2 25 8 30 1000 M8×16
■ストリップ巾と溝巾について
ストリップ巾と溝巾について
ストリップ番号 ストリップ巾 溝巾
W1 W2
S-1 42.67+0.15/-0 42.86+0.10/-0
S-2 45.85+0.15/-0 46.04+0.10/-0
S-3 49.02+0.15/-0 49.21+0.10/-0
S-4 52.20+0.15/-0 52.39+0.10/-0
S-5 55.37+0.15/-0 55.56+0.10/-0
S-6 58.55+0.15/-0 58.74+0.10/-0
S-7 69.67+0.15/-0 69.85+0.10/-0
S-8 74.42+0.15/-0 74.61+0.10/-0
S-9 77.60+0.15/-0 77.79+0.10/-0
S-10 80.77+0.15/-0 80.96+0.10/-0
●カートリッジタイプ
このタイプは、現在規格化しておりませんが、今後、推進予定のタイプです。

■特長
イ. 取り替えが非常に安くなり、納期的にも早くなります。
ロ. 相当大きい径のものも製作可能です。
カートリッジタイプ

上記のように、LBタイプを1コ又は複数をケースに入れる方式です。

軸受の選定・軸受の材料

●軸受の選定
■軸受荷重
軸受荷重の計算式
上記計算式による数値が2.5㎏f/c㎡以下であれば、充分使用できます。この値は、経済的見地より考慮された数値であり、一般には、1~1.5㎏f/cm2位を適当とします。
■潤滑水
給水量=軸径(cm単位)×3~3.5リットル/min

上記計算水量を標準としておりますが、これは、あらゆる条件に於て満足する値であり、水を強制的に流さなくても使用することは可能です。しかし、事故が発 生しやすいので、できるだけ強制注水されるようにお願いします。又、ドレッジャーのカッター軸のような土砂の非常に多いところで使用する場合には、

給水量=軸径(cm単位)×8~10リットル/min

が適当であると考えています。
なお、水圧を加えて異物の混入を防ぐことも必要になります。

●軸受の材料
■ゴム材料
ゴムは耐摩耗性・耐水性・耐油性を考慮し、且つ水中軸受としての軸の円滑な回転を助けるような特殊合成ゴムを選定・配合しております。
■シェル材料
外筒の材質は耐水性・強度・耐腐食性を考慮し、且つゴムとの接着性の良い材質を採用しています。

フルモルドタイプ BC3(青銅系)TM-1(HBsC1相当品)又はYBsC3(黄銅系)SCS13(SuS304)など。
セグメンタルタイプ ストリップ台金は黄銅板を標準としております。ブッシュ(ハウジング)はBC3を採用しています。

上記材質のほか、シェル材質として鉄・各種ステンレスなどを用いることもあります。